毎日の献立決めって、しんどいですよね。
私も新婚当初は、毎日仕事の行き帰りの電車の中でうーん、今晩何にしようと悩んだりしていました。
貴重な自由時間のはずなのに、何やってるんだろう私、みたいな。
仕事でも、企画と運用ってあると思いますが、献立決めは企画の方だな、なんて思ったり。
食べる方は、こういう頭脳労働の大変さ、絶対わかってないですよね!なんてことはさておき。

献立決めを時短するためのポイントは3つ。

・自分のレパートリーをカテゴリー別に書き出す
・1週間分のメニューはまとめて決める
・メニューが決まったらメモし、そのメモは消さずに毎週書き貯めておく
 →オリジナルの献立表が完成

まずは、とにかく1週間分のメニューをまとめて決めてしまうことです。
毎日悩むより、悩む日は週1日だけにした方が断然効率的です。
これは、食材を購入するための時間の短縮にもつながりますので、とても重要です。
毎日その日の献立を考えていると、毎日スーパーに買い物に行かなければならなくなってしまいますが、1週間分の献立が決まっていれば、買い物は週1回で済みます。


1週間分のメニューを一度に決めると言っても、闇雲に考えていても時間がかかってしまうので、自分のレパートリーをカテゴリー別に書き出していきます。

自分のレパートリーをカテゴリー別に書き出す

例えばこんな感じ。
縦軸をメイン食材、横軸を調理法などにすると、こんな表ができます。

煮るフライパンカレー、その他魚焼き
グリル
鶏肉筑前煮
鶏肉のトマト煮
手羽元のすっぱ煮
鶏肉のチーズ焼き親子丼
照り玉丼
シチュー
オムライス
鶏肉のグリル
豚肉肉じゃが
肉豆腐
生姜焼き
肉野菜炒め
豚丼カレー
焼きそば
牛肉牛肉とごぼう
の煮物
焼肉
青椒肉絲
牛丼ハヤシライス
ひき肉煮込みハンバーグハンバーグ
餃子
麻婆豆腐
そぼろ丼キーマカレー
ミートソーススパゲティ
煮魚
ぶり大根
鮭のムニエル
魚の餡かけ
海鮮丼焼き魚

縦軸をメイン食材、横軸を和洋中にすると、こんな感じになります。

和食洋食 中華
鶏肉筑前煮
手羽元のすっぱ煮
親子丼
照り玉丼
鶏肉のチーズ焼き
シチュー
オムライス
鶏肉のトマト煮
鶏肉のグリル
豚肉肉じゃが
肉豆腐
生姜焼き
豚丼
焼きそば
カレー肉野菜炒め
牛肉牛肉とごぼう
の煮物
焼肉
牛丼
ハヤシライス青椒肉絲
ひき肉
そぼろ丼
ハンバーグ
煮込みハンバーグ
キーマカレー
ミートソーススパゲティ
餃子
麻婆豆腐
煮魚
ぶり大根
海鮮丼
焼き魚
鮭のムニエル魚の餡かけ

自分の書き出しやすい形で、表にしてみてくださいね。

表に空欄のところがあったら、そこはレパートリーの強化ポイントなのかもしれません。
「鶏肉を使った中華」のレパートリーが空欄であれば、機会があったらレシピを検索するなどして作ってみると、レパートリーが増えそうです。

表ができたら、あとは各カテゴリーの中から1つずつ、計7つのメニューを選ぶだけで、パパっとバランスの良い1週間分の献立を決めることができます。
各カテゴリーの中から1つずつというのがポイントです。
同じカテゴリーの中からばかり選んでしまうと、毎日似たようなメニューになってしまうので、注意してくださいね。

急に外食になったり、疲れてご飯が作れずお惣菜を買う日もあるかもしれません。
先に1週間分のメニューを決め、買い物も済ませてしまうと、予定が変わった時に食材が余ってしまいますね。
そんな時は、お肉などは冷凍しておいて翌週にまわしています。
あらかじめ、予定が変わるかもという時は、献立の1日分に「冷凍餃子を焼く日」などを入れておきます。もしくは冷凍保存の魚とか。
冷凍保存できるものであれば、予定が変わって今週は使用しないとなっても、心置きなく翌週にまわせますから。

献立が決まったら、必ずメモ!

献立を決めたら、スマホのメモアプリにメモしておきます。メモしておくのがポイントです。食材を購入する時に決めたメニューを忘れないようにというのもあるのですが、その他にも理由があります。
メモする際には、前の週に入力した内容は消さず、どんどん付け足して入力していきます。そうすると、献立の記録が残ります。記録が貯まると、こんなことに使えます。

・「あれ、最近カレーにしたのいつだったっけな?」という時は、記録を確認して、「1ヶ月前か。じゃあそろそろまたカレーにしてもセーフかな」なんて決め手に。
・しばらく前の献立を1週間分そのままコピーして使える。
・2、3ヶ月分の記録を我が家の基本メニューとして繰り返し使うことができる。
 (メニューを固定して、その時々の気分や都合で入れ替えたいものだけを変更するようにすると楽!)

記憶より記録、なんて言葉をどこかで聞いて、なるほど、と思ったことがあります。頭の中の引き出しを開けて自分のレパートリーを探し出すのって結構大変な作業ですよね。メモを取り、消さずに貯めておくだけで、パッと見るだけで自分のレパートリーや過去の献立履歴が一目瞭然。
作るものさえ事前に決まっていれば、あとはすぐに料理に取り掛かかることができ、時短になります。
献立を決めのつらーい頭脳労働を減らしていきましょう。